学校行かなくても大丈夫!

小学二年生から学校に行かず自由に育った女子のブログ! 学校に行かなくてもこんな大人になれます。

忘れられないカメの話

先日、かめざぶろうというカメの話をしましたが
実は家にはもう1匹カメがいました。

かめじろう。恐らくメスでした。
こちらは妹の誕生日プレゼント、かめざぶろうを
飼う一年前に我が家にやって来ました。

カブトニオイガメという種類で、
妹が、

このカメが可愛い!

と言って特に何も調べずに買ってきたので
かめじろうが、無事に大人になっていたら
かなり大変なことになっていました。

実はかなり大きくなるカメで、
となると、水槽もかなり
大きくしなくてはいけないですし。

私たち家族は、カメを飼ったことが無かったので
特に何も考えず、金魚の感覚で
水槽にフィルターを入れ
カメの餌を水面にポトポト落として
パクパク食べるところを見て喜んでいました。

飼い始めたのが9月頃で、だんだんご飯を食べなく
なってきてしまって、
死んでしまうのでは!?と思っていたら、
水温が低すぎたようで
慌ててヒーターを入れたりしました。
今思えば、もっと調べてから飼うべきだったなぁ…と後悔。

案の定、妹は飽きて世話をしなくなり
すっかり私のカメになったかめじろう。

私は、かめじろうが寂しいんじゃないか、と
1年後かめざぶろうをお迎えします。

ペットショップで、
カブトニオイガメ集団と
一緒になって泳いでいたかめざぶろう。
たまたまセール価格になっていて、かめじろうの
半額くらいだったのと、
真っ黒で小さくてとても可愛らしかったので
かめざぶろうをお迎えしました。

やんちゃなかめざぶろうは、かめじろうの半分
ほどの大きさで、初めは仲良く同居して
いたのですが、
あっという間にかめざぶろうはかめじろうの
倍以上の大きさになり、餌をすべて独り占めして
しまうようになってしまいました。

慌てて水槽を別々にしたのですが、
ここでふと気が付きます。

かめじろう、全然大きくならない…

もともとなにか病気を持っていたのか、
かめじろうは痩せっぽっちのまま。

ご飯を食べる量はだんだん減ってきて、
私は肉食魚用のカロリーの高い餌と、
カメ用栄養剤をお湯で溶いて
スポイトに入れて、口の中に突っ込んで食べさせて
しばらくは命をつないでいたのですが…

かめじろうが家に来て、2年目の1月1日。
努力も虚しく、かめじろうは天国へ。

虫たちの寿命は、ひと夏なので
死んでしまったら悲しいですが、
諦めもつきます。

でもかめじろうは、上手く飼えば20年30年と
生きれるはずだったのです。
心の底から悔しくって泣きました。
私が一生忘れられないカメです。